FumeFX : CacheのRetime(1)
使用SoftはMayaです。
まずよさそうなものが出来たらキャッシュを取ります。
その後でも前でもいいですが、Fumeの環境設定で『AutoSyncronizePaths』がONになってるかを確認します。これは自動的にRetimeやWaveletのキャッシュを元のキャッシュと同じ場所に保存するためです。その必要がないなら別の場所に書き出し先と名前を決めます。
以下、RetimeCacheを取るまでの順番です。
●単純にシミュレーションのスピードを調整したい
①シミュレーションを作成する。
Retimeには「Output : velocity」が必ず必要ですのでキャッシュを取る時にRetimeの予定があるならONにします。また炎も必要な場合は「Temperature」もONにします。
②Simulationを実行します。
③その後一番上の「Sim.Mode」>「Default」を「Post」に
④不要なものは該当の「Exclude~」にCheck!
minimize gridはかならずONにします。例えば煙だけのシミュレーションなら「Exclude Smoke」以外を全部ONにしてRetimeのキャッシュに含まれないようにします。
⑤RangeのStrat/EndにRetimeするCacheの範囲を決めます。
⑥TimeScaleFactorにRetimeの値を入れます。
1より小さいとスロー、1より大きいと早くなります。
⑦Sim.Modeが「Post」になっているのを確認してから、シミュレーションを実行します。
⑧Sim.Modeの隣のCacheを「Post」にして確認。
Retimeしたキャッシュを使う時はSim.ModeとCache両方「Post」になっていなければなりません。良ければそのままセーブしてレンダリング、直す場合は両方Defaultに戻すか、Retimeだけ直すならCacheをDefaultに戻してから同じ工程を繰り返します。
(個人で調べた内容です。突っ込みはご遠慮させて頂きます(^^;))